JALの予約システムとして長きに使われてきた「AXESS」ですが、2017年から自社システムから段階的に世界的な予約システム(GDS)のアマデウスにプラットフォームを変更してきました。
一方で、AXESSの営業や旅行代理店へのサポート、トレーニングなどを行いAXESSシステムの運営を担ってきた「アクセス国際ネットワーク」が営業を終了すると言うニュースを見て驚き、一つの時代が終わったのかなと思いました。
予約システムとしてのサービスは2021年3月末まで継続し、それ以降はアマデウスがJALの推奨GDSとなります。
JALCOMから始まった日本の空の予約システムとして発展してきたものの、自社で予約システムを運営する限界や。旅行のグローバル化の中で、生き残るのは難しかったのかと言う感じです。
国鉄のマルスと並ぶ国産の予約システムだったのですが・・・
まだインターネットが無い時代に、JALから引き継いだパソコン通信サービス「JAL NET」を運営しており、パソコン通信経由でAXESSに接続してPNRを作成していた人間としては寂しい感じもします。
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