北半球が夏を迎えるこの時期は、人の移動も多くなり航空各社は増便や新規就航などを行う時期でもありますが、今年はそれどころでは無い状況です。
サマースケジュールに先駆けてANAが今日、3月16日から成田/ウラジオストック線を週2往復で開設しましたが、初便のA320に搭乗したのは40人と定員の3割弱と散々な幕開けとなりました。
大抵、初便はメディア関係の取材が入り満席で飛び立つことが多いのですが、この状況では海外へ行く人はよっぽどの事で無いと行く気になりませんからね。
サマースジュールに合わせて開業する羽田空港の第二ターミナル国際線ビルもオープン後から制限区画では閑散するかも知れません。
国内線も欠航が多くなり、運航している便でも搭乗率は散々。
なにせ欧州があの惨状。
米国は早々と店じまいして交通遮断に走り欧米間の航空需要が激減し、まるでスーパーウィンタースケジュールの様相になりそうです。
それにしても、これほど欧米での感染が急速に広がるとは思ってもみませんでしたね。
中国からウィルスが持ち込まれたとしても春節は1月下旬ですから潜伏期間を考えると今、発症しているのは無症状の2次感染者から3次感染、4次感染と伝播していくうちに強毒性を帯びたのか?
日本で爆発的感染が起きて無いのは、春節で2次感染した無症状者が予防の為にマスクや手洗い消毒をしていた結果、飛沫感染を抑えたのでは?と思えます。
ただ、ここで気を緩めると感染が拡大する恐れがあるので、しばらくは我慢をするしか無いでしょう。
新駅開業で駅に大勢の人が集まるなんて言語道断ですな。
コメント