大手旅行代理店の近畿日本ツーリスト(近ツリ)が全国展開している店舗の2/3店舗を閉鎖し人員整理のリストラを実施することを発表しました。
コロナが流行する2月には一気に旅行需要がなくなり店舗も休業とかなり厳しい状況が続いた旅行業界も10月からGoToトラベルの除外になっていた東京都発着が解除されたことで、このところ旅行代理店には客足が戻り、旅行申し込みまでに順番待ちが長くなるなど盛況なようです。
先日、JR東海ツアーズにWEB申し込みした日帰りパックのチケットを東京駅八重洲口の東京支店へ受取に行ったら店内は大混雑で受取だけでも30分以上も待つような状況でした。
ただ、売れているのは利益率が低い国内宿泊パックがメインで元々高収益が期待できる団体手配旅行やビジネス渡航手配はさっぱりな状況です。
さらに自社の旅行商品ならまだしも受託契約している他社の商品では手間の割には手数料収入が少ないとGoToトラベル貧乏な様子も見受けられます。
それでも店舗が賑わっているのはキャンセル処理が続きた時期に比べればマシでしょうね。
ただ今週に入ってから流行第三波と思われる感染が北海道などで広がっています。
元々冬になると再流行すると言われてましたからこのままだと全国で感染拡大する可能性が高く、そうなるとGoToどころでは無くなるかも知れません。
正直、再流行が早く来てしまったかなと・・・
旅行と感染防止は相反するところがありますからこの先どうなるのか?
経済を回すと言う観点だと国はGoToの中止はしないと思うので、個々での判断をすることになりそうな予感がします。
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