ソウルで中古のEF70-300 F4.5-5.6 DO IS USMレンズを日本円換算約71,000円で購入しました。
レンズ状態も良く日本の中古市場より少し安い程度ですが、こういう?機会なので踏み切りました。
早速、韓国の鉄道で試写したのを紹介します。
韓国国鉄を代表する看板高速鉄道のKTXです。
ご覧のとおりTGVの輸入です。最高速度は300km/hで、最近になって高速専用軌道の二期工事が完了して、釜山まで2時間台で結びます。
写真は、KORAIL電鉄線の南営駅ホームから撮影したもので、ソウル駅を発車したKTXを直線で撮影できます。ただ、ホームの手すりが画角に入ってしまうのが難ですが、編成の長いKTXの編成を全部入れて撮影出来る場所が以外と少ないのです。
南営駅は、電鉄線(地下鉄1号線直通列車)の上り列車と被ってしまうので、少し下って新吉駅にやってきました。
この駅の電鉄線ホームから急行線とよぶべきなのか?長距離列車用の線路を少し上目から撮影できるので、撮影の名所らしいです。
ヨーロッパ風電気機関車牽引のセマウル号(と思われる)がやって来ました。ドイツやスイスなんかで走っているような機関車です。
長い編成をくねられせまるで蛇の様に通過していきます。
KTX2なる新型も登場して運転されているそうですが、今回は見ることが出来ませんでした。
それしてもこのような初期のTGV車両をフランスで見ることも少なくなりました。韓国も近い将来、KIX2に置換えられるのでしょうか?
ソウル方面に向かう新型のセマウルなのかムグンファなのか判りませんが、韓国で「電車車両」は地下鉄以外では珍しいです。
でも韓国の幹線は電化が進んでいるので電車が少ないもの珍しい気もしますが、これも「戦時下」の韓国ならではの理由があるそうです。
電車は爆撃で変電所がやられると走れなくなるが、DCやDLは電気が無くても走れるからと言われています。
貨車2両にセマウル用の客車2両をアメリカン風のDLが牽引しています。
戦後復興時にアメリカの影響下が強かったせいものあるからなのか?このようなDLを良く韓国で良く見かけましたが、最近はELに置き換わっているのがあまり見られなくなった気がします。
セマウル号が配給列車と離合するようにやってきました。
セマウル号はKTXの開業で京釜線からかなり減ったそうですが、それでも列車自体は存続されているそうです。
日本のように新幹線が開業すると並行特急が無くなった事に比べると韓国の鉄道はスゴいなと思ってしまいます。
これらの写真はEF70-300F4.5-5.6DO IS USMで撮影しましたが、AFも早いし描写もなかなか良く、このレンズを持って早く、羽田か成田に行ってみたいものです。
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