国土交通省は、羽田と成田を今の京急~都営~京成(北総)経由での鉄道移動に対して時間短縮を図る方策を検討しており、都営区間のバイパス路線を造る案などあるようですが、本当に必要なのでしょうか?
成田と羽田の住み分けがされていた時代なら、羽田まで国内線で来て、成田からの国際線へ乗り継ぐのにこの間の移動はかなりネックとなっていました。
今では地方空港からソウル経由で各地へ行けるし、羽田発着の国際線も増えてきているのだから、両空港間を結ぶ鉄道輸送は需要が少なくなる筈。
成田もこれからは羽田との競争もあることから、国内線の誘致・新規開設も進むだろうし、仮に新線を造るにしても費用と期間を考えたらナンセンスだと思いますね。
バスでは首都高の渋滞と言う話がありますが、湾岸線の渋滞もアクアラインの通行料が下がったお陰で減少傾向にありますし、通常70分程度で羽田・成田間を結んでいますから一番早い移動方法です。
確かに、鉄道の定時性は認めますが、莫大な費用を掛けてまでして鉄道移動に力を入れる程とは思えません。
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