JALは明日4月15日から発券するJAL国内線運賃を値上げします。
既に予約していてまだ発券していない場合、15日0時を過ぎて発券すると新しい運賃になります。
今回の運賃値上げはコロナ禍により大幅に減った利用者の収入減や燃油価格も上昇しているほか、A350の導入など投資も費用も経営上圧迫し始めていることもあるでしょう。
今回は普通運賃を8%値上げとなり、普通運賃をベースにする往復割引運賃、株主優待運賃もに波及します。
合わせてファーストクラス、クラスJの料金も一律から距離別に改定されます。
特別運賃については値上げ対象では無いのですが、割引率の調整が行われていくでしょう。
今後、アフターコロナへの動きが出てきる筈ですが、IATAが「2020年7月下旬に有償旅客キロが2019年の水準に戻るのは2024年」になるとの見通しを発表しています。
その当時の予測が正しければまだ2年かかります。
もう回復傾向なのなら良いのですが、今の状況下ではまだ回復傾向と言っていいのか判りません。
コロナ禍では既にエアーアジア・ジャパンが運航停止しています。今後航空需要がどうなるか判りません。
でも少しでもキャッシュを得る手段として8年ぶりの普通運賃値上げと言うことです。
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