JR北海道は2023年3月に予定されているダイヤ改正をもって、石北本線の特急「オホーツク」「大雪」で運用されているキハ183系の引退を発表しました。
今、残るキハ183系は国鉄末期に製造された500番台の流れをくむ車両です。
国鉄としては経営が厳しい北海道への思いやりで当時としては、かなり頑張った車両で、グリーン車はハイデッカー仕様にするほか性能面では0番台より高性能でした。
丁度で高校生の時に、北海道周遊券を片手に北海道をあちこち行った際にこの500番台の車に当たると嬉しかったのを覚えています。
函館で青函連絡船から特急北斗の乗り継ぐ時は、自由席の先頭車に500番台車が入っていれば運転台後ろの席を確保しようと長い通路を急いだものです。
運転席後ろの座席はちょっとしたテーブルみたいなスペースもあり、展望もさることながらなかなか快適なスペースでした。
でも急いで行って0番代の「スラントノーズ」だったときのは落胆して、他に500番台車が組成されていればそっちに移ったこともありましたね。
「北斗」「オホーツク」「おおぞら」などで周遊券を使い良く乗った車両ですが、当時は高校生最後の休みの時は北海道フリーきっぷのグリーン車用を買ってこのハイデッカーグリーン車に乗ったものです。
そんなキハ183系もいよいよ引退となると寂しいものがありますが、北海道の厳しい自然条件の中での高速運転で30年間よく頑張ったものだと思います。
引退までに当時を思い出しながら乗りたいものです。
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