トンビが実力行使で滑走路を封鎖？

今日の昼間、羽田空港でルフトハンザのジャンボとOZ,KEのGMP線出発を第二ターミナル展望デッキから狙おうと出掛けてきました。

KEのA330が離陸でRWY34Rに向かって来る頃、先発のJL515便がC5からのインターセプトで上がろうとクリアランスRunUpしてたのですが、滑走路上にトンビが数羽飛来しているのを見つけ、駆除のバードスイープをリクエストしてきました。

このJL機の前にもトンビが滑走路近くに居るのでC2から離陸したスカイマーク機がC5まで惰性で滑走してトンビが居ないことを確認して上がっていたのですが、その時のトンビが怒った？のか滑走路上に居座る事態になりました。

バードスイープが来るまで離陸できず抑止となったJL515便が滑走路上に居るのでアプローチアプローチに入っていたANA機が管制からGo Aroundを指示されて右旋回していきました。

どこぞかのような居ないのに座り込みとか言っている某所の某政党が牛耳る反対派と違って、まさに実力行使しているようです。
離陸できず、後続のKE機もC1でホールドしており状況を聞いていたりとかなり戸惑っている様子でした。

ようやくCABカーに乗ったバードスイープがやって来ました。
場所を確認しながら誘導路を渡って滑走路近くに到着すると車から降りて威嚇射撃開始です。

流石に居座り続ける事ができなくなった離陸阻止派？のトンビは飛び立って行き当局に排除されてしまいました。

排除が確認されてバードスイープがCABカーに戻ったところで離陸を抑止されていたJL515に離陸クリアランスが出て、およそ15分近くホールドのちRWY34Rから離陸していきました。

今までバードスイープが活躍している姿を見かけた事はありましたが、ここまで滑走路上に居座るような事態は始めてみましたが、トンビほどの大きさだと離陸した際にバードストライクしたらエンジンに損傷を与えてターン・バックする羽目になりますから慎重になりますね。

この騒動の影響なのかJL515は千歳には21分遅れて到着しているようです。これも安全の為だから仕方無いでしょうが機内では「なんで出発しないんだ！」と騒いだお馬鹿な人間が居なければ良いのですが・・・