関釜フェリー「はまゆう」で釜山へ

「はまゆう」
「はまゆう」

8月待つの九州遠征の帰路をどうするか悩んだ末に決めたのが関釜フェリーで釜山に渡り、KTXでソウルに向かってOZのジャンボで帰ってくると言うルートです。
決め手になったのは関釜フェリーが「青春18きっぷ旅 大応援キャンペーン」をやっていて2等運賃が半額になるのです。

事前に予約し下関港チェックイン時に青春18きっぷを提示するだけで18きっぷの利用日は問わないとの事なのでこれは利用するしか無いでしょうと言う事で乗船3日前に予約し当日は博多から下関へ向かい、駅から歩いてフェリーターミナルへ向かいます。

乗船受付が18時までなので17時半前にはターミナル2階の窓口に到着して乗船名簿に記載して乗船手続きを済まします。
予約時に2人用1等船室が空いていたので1等で予約しておきました。1等の場合は2等運賃相当分が半額になるので実質4割引ですが貸切料金が加わるので35%引き相当の10,000円の運賃に燃料サーチャージ1200円、施設使用料620円、国際観光旅客税1000円を支払います。
施設使用料と国際観光旅客税は現金のみで、運賃とサーチャージはカードで支払うことが出来ました。

出国手続、乗船は18:30からとの事でまだ時間がありますが、検査場入口にはスーツケースの列が出来てます。そんなに混雑している訳でも無いのでそんな順番待ちするのはなんだかな~と思いながら休める場所が無いか探しますが2階の待合室は混雑していたので1階にあったベンチで一休みします。

10分位前に戻ると入口には既に人列が出来てますが、別に急ぐ必要が無いのでゆっくりと改札が始まってから並んで改札で検温を済ましてから出国審査場へ。

下関港ですが「KANMON」です

下関港ですが「KANMON」です


1989年に初めてパスポートを作って初めて出国したのがココ、下関でパスポートには「KANMON」の出国印が押されました。
今回、コロナ禍で2年ぶりの出国となったのも「KANMON]と言うのも感慨深いものがあります。

出国手続きを済ませて、「はまゆう」に乗船します。
エントランスでクルーの出迎えを受けますが、並んでいるクルーの韓国の女性です。日本船籍なんですがクルーの大半は韓国人なんだそうです。
レセプションで乗船券を見せて部屋の鍵を貰います。

指定されたのは237号室で第5甲板です。

1等船室

1998年就航なのでさすがにくたびれ感がありますが20年選手の割に装備はそんなに謙遜は無いです。
1等船船室にはトイレとシャワーが有るのが嬉しいですね。

出港は19:45なのでまだ時間があるので船内探検してきます。
甲板をぐるっとしてきたらもう可動橋が切り離されていましたが出港は19:45なのでまだまだ時間があります。

19時すぎにレストランの営業が始まったとの放送があったので夕食にしようとレストランに向かいますが、コロナの影響でメニューがキムチチゲ(1000円)とカレーライス(800円)の2種類になっていて辛いのが苦手なのでこれはカレーライス一択だなと食券を買って中に入ります。

カレーライス(800円)

ミニサラダにわかめスープが付いて、思ったよりボリュームがあります。
味の方は、船のカレーはウマいと言う法則?の通りでした。

カレーを食べ終わると出港時間になり、甲板に出て出港風景を眺めます。

下関港を出発します

辺りは完全に暗くなっていて夜景がきれいに見えます。

下関港を出ると直ぐに関門海峡です。
海流が早く船も多いことから海難事故の発生しやすい場所です。約7500トンで出港直後で船速も出てないのでゆっくりとした感じで関門海峡を北に向かいます。

関門海峡から関門大橋を望む

玄界灘に出た「はまゆ」は釜山を目指して航行していきます。

船室に戻り着替えを持って大浴場へ向かいます。
1等船室にはシャワーがありますが、やはり大きなお風呂に入りたいよねと、乗船直後は混雑していましたがこの時間なら空いているだろうと行ってみるとビンゴでガラガラでした。

流石に露天風呂はありませんが、フェリーでは一般的な大浴場で、シャンプーやボディソープも用意されていますしのんびりと足を伸ばしてお風呂に入れるのは良いです。

風呂上がりに売店(免税)でなにか土産になるものが無いかと物色しましたが、流石に関釜フェリーでじゃがポックルは無いなぁ~と「はまゆう」オリジナルハンカチとアイスを買って部屋に戻ります。

ベットに横になりBS放送を見ながらまったり過ごして、朝も早かったので22時ころには就寝しました。

翌朝、6時半すぎに目が覚めると既に船は釜山港に入港していました。

釜山フェリーターミナル

釜山フェリーターミナル


初めて乗った時は釜山沖で停泊して時間んいなったら着岸した記憶だったのですが、今は入港して税関が開くまで船内待機になっているんですね。

それにフェリーターミナルの位置も変わっていますね。以前は釜山タワーの近くだった筈です。

釜山港大橋

釜山港大橋

レストランで朝食営業もありましたが、下船後に食べようと我慢?して船内を散歩?したり、船室のシャワーを浴びたりして下船の準備をします。

8時下船開始になる案内と個室の鍵を返すようにとの放送があり、案内所へ鍵を返しに行くと下船口にはスーツケースの列が出来てました。

下船10分ほど前に案内所前に下船口に行くと可動橋の接舷作業をしており、少し早い7:55には下船開始となりました。
なので、スーツケースだけ置いて場所取りして離れていた人が取り残されると言うちょっと滑稽なシーンを見つつターミナルへ。

入国審査場は韓国人と外国人に分かれており、外国人は指紋採取や写真撮影があるので少し時間が掛かりますが、それでも5分ほどで入国審査が終わり税関検査を通って8:10過ぎには制限区域を出ることが出来ました。

釜山駅までは連絡通路で繋がっているので迷うこと無く駅に向かえます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました