頑張れ日本

3.11から早いもので4度目の週末です。
東日本大震災とそれに起因する福島第一原発の事故。

海外のメディアではかなり不安視したり最悪説をする見方をしています。特に欧州でその傾向が見られますが、やはりソビエト時代に起きたチェルノブイリ事故が頭によぎるのでしょう。
特に水蒸気爆発の映像を見たら余計に被って危機感を感じてしまうものだと思います。

成田へ運航する便を第三国経由にしてクルー交代をさせるのも欧州キャリアで動きが早かったですし、成田から到着した機材の放射能検査を実施している国もあり、その機材のカーゴコンテナから微量の健康に害がない放射線が検出されたと報道する程ナーバスになっています。

なので、海外から見ると、なぜ東京の人達は逃げないんだ?と思うそうです。多くの外国籍企業が大阪に拠点を移しているのだから、遠くに逃げないと・・・
海外在住の日本人が、親を自国に呼び寄せようと航空券を手配し、日本に電話したら親から離日を断られたと言う話もあります。

この危機感の違いは国民性の違いなんでしょうね。
物事を日本人は性善説で考え、欧米では性悪説で考える習慣が長い歴史の中で育っているからなのでしょう。
奪略や暴動が起きない日本。原発で必死に対応している作業員を信じ事態の沈静化を願っている我々の行動は海外から驚きと称賛されています。
日本だからこの災害を乗り越えられたと胸をはって世界にアピールできるよう、頑張りましょう。

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