船の科学館「羊蹄丸」展示終了へ

引退間近の羊蹄丸
お台場の船の科学館に係留展示している、元青函連絡船「羊蹄丸」の展示が本年9月末で終了することが発表されました。

船の科学館自体のリニューアル工事に伴い、羊蹄丸の空調設備の老朽化や年間3000万の維持費などの問題から、船の科学館として、保有することを断念したそうです。

羊蹄丸は、今後売却もしくはスクラップするかを検討するそうですが、スクラップだけは避けたいところですが、大型船を維持するのは大変な訳で、既にエンジンは死んでいる展示船ですから余程のことが無いと買い手が現れないでしょうね。

フローティングパビリオン「羊蹄丸」羊蹄丸最終便22便の乗船し、イタリアのジェノバで開催された世界海洋博で日本の展示パビリオン船として羊蹄丸と再会した自分にとっては、寂しい限りです。

昨夏に久しぶりに乗船してきましたが、ブリッジに展示されている航海日誌の最後のページを見て、あの日を思い出したり、旧車両甲板に展示されている旧型客車やDD16なんかを見ながら、青森駅や函館駅での車両航送入換の様子とラップさせたりと、感慨深いものがありました。

9月末までにもう一度お別れ乗船しにお台場へ行ってこようと思っています。

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