今日は新千歳空港が大雪で、多くの便が遅延や運休になるなか、JALの離陸機が管制官の指示を聞き間違えて、まだ着陸機が滑走路内にいるので、「ホールド」の指示だったのに離陸を始めてしまい、管制官がレーダーで気づき停止させたと言うのです。
前にもJALは新千歳で同様なインシデントを発生させているのですが、今回も・・・
大雪で視界が利かず、管制官もレーダーを見て滑走を始めたのを見つけたのですが、下手をするとテネリフェ空港での事故の二の舞になった可能性もあります。
ただ、いつも思うのですが、航空機の離発着って管制官の無線の音声だけが唯一の信号なんですよね。これってかなりアナログで、しかも間違えが起きやすい。
良くあるのが、便名の聞き間違え、最近は便名が4桁になったりしているから余計ややこしくなっている。
ハイテク機だとか言われてわりに、事故が一番多い離着陸時が一番アナログのままと言うのも変で、航空機メーカーやICAOは早く新たらしい離着陸指示システムを考えるべきでは無いのだろうか?
それにしても、JALは新千歳の件に続き、機内食カートをトイレに押し込んで離陸したりと悪いニュースが続くものです。
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