下限運賃撤廃

国土交通省がIATA・PEX運賃の下方70%に設定していた下限運賃価格制限を撤廃して航空会社が自由に価格設定をすることが出来きるようになりました。JALやANAも申請しており、最安値では欧州線では4/1~4/6出発で55000円、バンコクが4/1~4/24の午後便利用で27000円とアイキャッチには充分な値段設定です。
ただ空港税で燃料サーチャージは別途となりますが・・・

下限撤廃と言えども、キャリアとしては運賃を下げることは収益低下に繋がるので極端な値下げは出来ないので、イールドマネジメントを考えつつの運賃設定が必要になってきます。
とりあえず、今回の制度改定によって利用者向けのアイキャッチ的な側面は出来たかと思います。
一方で、チャーターエアラインは日本乗り入れに際して、運賃の面で思い切った価格設定が出来るようになった訳で、今後は欧州の様に、チャーターエアラインやLCCと競争が激しくなってくることが予想されます。
特に、アジアのLCCキャリアは羽田の早朝夜間のチャーター枠や着陸料の安い地方空港をターゲットにしたスケジュールチャーター便を狙っているようですし・・・

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