房総特急のこの先

特急さざなみアクアライン通行料1000円の話題が出ている中、東京と房総を結ぶJR特急の行く末を危ぶむ声が出ています。
東関東道館山線が全通して、東京地区と房総各地を結ぶ高速バスが次々開設されています。
東京からアクアラインを経由するものでも、東京~勝浦・安房鴨川・館山・君津・木更津間とJRの特急と競合する路線ばかりです。
時間で言えばJR特急の方に分がありますが、料金面ではバスに軍配が上がります。
定時性の面でも、渋滞に巻き込まれて大幅に遅れると言う事も少ないようですから、どうしても時間を気にする人で無ければバスを選択するので、JR特急の利用率低下に歯止めが掛からない状態です。
さらに今回のアクアラインが1000円になると、車で袖ヶ浦や金田のバスターミナルまで来て、バスに乗換えていた人がそのまま車で対岸へ渡る人が多くなり、バス側も料金を下げてくる可能性があります。
そうなるともうJRはお手上げ状態になるのでは無いしょうか?
「さざなみ」「わかしお」も徐々に数を減らして、そのうち「さようなら さざなみ・わかしお」号となってしまう日も来るかも知れない・・・

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