バニラエアはレジャー重視

ANAは、AirAsiaJapanの後継LCC「バニラエア」の就航路線を発表しました。

新千歳、那覇、台北、ソウルの4都市で最初から国際線を就航させるますがAirAsiaJapan時代を踏襲した目的地です。

ANAは、国際線LCCとして今後ビジネス需要が少なくリゾート路線を拡充したい意向を持っているようでゆくゆくはホノルル線をなんて発言も記者会見でありました。

このような発表からバニラエアはANAのリゾート路線受け皿として使われて行くんだろうなと思ってしまいました。そう、昔のJAZみたいに(そう言えばANAもチャーターエアラインを設立してましたね)

正直、そのようなANAで採算が取れない路線をLCCに肩替わりさせるような考えなら、バニラエアはLCCとして上手く軌道に乗せるのは厳しいだろうと思います。

ピーチが上手く行っているのはネットワークの充実と大阪拠点でお金も無く、今までとは違う考え方で自力で努力してきた事が大きいでしょう。

バニラエアが、新しいLCCとしてまずは消費者に名前を覚え貰うことが必要ですが、国内線2路線ではなかなか地域がコア過ぎてマスで広告が打ちづらいでしょうし、そもそもマネジメントの中にANAの受け皿的な考えをされているなら、戦略的には国際線重視になるとなかなか受け入れ難いでしょうね。

既に、成田空港にはエアプサンやスクートなどの海外LCCが就航してますが、認知度は高くありません。

バニラエアがこのあとどういう戦術でLCC市場で戦って拡大出来るか?
行く末を見ていきたいです。

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