北海道新幹線の開業で新千歳が盛況になる？

北海道新幹線の開業が迫ってきましたが、物流業界の懸念材料として、青函トンネルの新幹線共用で貨物列車が削減され輸送力が減るのでは？と言う話があります。

津軽海峡で隔たれた北海道と本州では青函トンネル経由の貨物輸送力は大きく、鮮度に依存しない農産物の出荷や本州からの生活物資や加工品、印刷物輸送には欠せません。

青函トンネルを通過する旅客列車より貨物列車の方が多いのも実情です。

北海道新幹線開業で青函トンネルの運行には色々制限が付き、新幹線には速度制限、貨物列車は運転間隔の制限があるので無駄が発生することになります。

まして貨物列車は、人身事故でも起きダイヤが乱れると旅客列車が優先されるので、大幅に遅れる事がありさらに青函トンネルの制限が加わると着くものが着かない状態になりそうです。

荷主としても列車利用を敬遠してしまうのでは無いでしょうか？
そうなると飛行機が利用が増えて新千歳のカーゴエリアが大盛況になるかなと思った次第です。

現在、羽田と新千歳間には深夜貨物便が運航されています。羽田も新千歳も24時間運用が可能な空港ですから、もっと貨物便が増えてもいいと思っています。
貨物なら空港からの公共アクセスを準備する必要が無いですからね。