エアバス社がスカイマークの再建支援企業にANAが連ねていることが不満のようで今の支援策には反対の意向を表明してます。
当初、ANAが支援企業となったことからエアバス社との債権交渉が有利になるのでは?と言われてましたが、やっぱりと言うか当然?の成り行きでしょうね。
ANAはエアバス社のA320シリーズのカスタマーですが数から言ったら微々たるもので、エアバス社を主力機材として大量購入する欧米キャリアやLCCの方が力が大きい訳です。そこにANAがカスタマーだから債権交渉に有利だなんて報道されたら、エアバス社としてもたかがANAにと不快感を表すのは当たり前ですね。
この時期にそういう話になので、もちろんエアバス社側の交渉手法ではあるとは思います。
例えば、認めて欲しければ買い手が見つからないA380をANAが買い取れとかリースバックしたA330を使えとか。
ANAはA340をキャンセルしたこともありましたね。A321はとっくに売却しているし
A320neoシリーズを最近になって発注してはいるものの警戒しているのは?
ANAにとってはスカイマークの発着枠は欲しい。
そこを突かれた今回のエアバス社の意見表明はこういう交渉術が得意な欧米企業らしいなぁと思います。
それとも某ビッグなエアバスカスタマーのLCCが大量発注を臭わせてエアバス社の背中を押したと考えるのは邪推かな?
そう言えば、ANAは昔から機材購入では色々ありましたしね。また変なん騒動にならなければ良いのですが・・・
この辺はJALの方が上手かな?
スカイマークが再離陸するまでまだまだの様です。
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