ANAが成田・パリ線を運休へ

NH/ANA/全日空 NH263 B787-9 JA833A

羽田パリ線は787-9に大型化されます。

ANAは10月からのウィンタースケジュルで成田~パリ線を運休し、羽田~パリ線の機材を787-8から787-9に変更して路線統合を図ることを発表しました。

いよいよ成田外しが本格化?してきた感じですね。
羽田線はビジネス客を中心に収益性が高いものの、成田線はエコミー客主体になりつつあり収益性が今ひとつと言うことです。
成田線には大型のB777でしたが、大型故に席が埋まらないと安売りに走ってしまう状況下でこれ以上成田線を残すのは得策では無いと判断したのでしょうね。

一方で、ANAはウインタースケジュールから成田~ブルッセル線を開設します。日本とベルギー間は2001年のサベナベルギー航空の破綻により運休となって以来の直行便となります。
EUの本拠地でもありソコソコ需要もあった訳ですが、パリ線の羽田へスイッチと言うことによる、お上のイメージが悪くならないように、成田~ブルッセル線の開設したのではと勘ぐってしまいます。

まあ路線開設に多額な費用が掛かりますから、それなりの勝算があってのことだと思います。特にEU関係者の利用者を見込んでいることだと思います。

成田空港の地盤沈下が進んで来ていることが如実にあらわしているよな感じです。

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