カシオペアも老朽化？

JR東日本の定例社長会見で寝台特急カシオペアの存続について、存続と廃止の両方を検討している最中である事を述べたそうです。

その中で車両の老朽化と言うくだりがあったようですが、カシオペアが老朽化なら北斗星は朽ち果てる寸前なのか？とツッコミを入れたくなります。(笑)

個人的には今回の発言はリップサービスだと思っています。
新幹線開業で三セクに移行した路線からは、寝台特急がなくなると経営が成り立たなくなると知事を引き連れて陳情に来ている中、何も動きを見せないのは不味いだろうと言うことかなと。

基本的に北海道新幹線が開業すれば廃止は既定路線ですからそれを覆してまで存続させるのは難しくでしょう。
特に青函トンネルを通過させるのが困難です。
ダイヤ的にも機関車(JR貨物のEH800は大人の事情があって貨物牽引目的で新造されているので・・・)の問題もあって海を越えるのが難しい。

とは言え陳情をされているし東日本としても東北地域の観光促進を事業目標として掲げているのを考えれば青森止まりで、運転を継続する可能性はあるかと思います。
そうすれば三セクにも配慮したと言う大義名分も立ちますからね。

でも三セクにも今更何言っているんだと言いたくなりますね。
北海道新幹線が開通しても北斗星やカシオペアが存続すると思っていたのだとすると経営に危機感が無さ過ぎです。