オーストラリアは2強ならず

かねてから経営不振が伝えられていたバージン・オーストラリアは、新型コロナウィルスの影響で自力再建を断念、任意管理手続きを行うことになりました。

豪州政府に経営援助を求めていましたが、断られて経営破綻となりました。
英国ヴァージン・グループによって2000年にオーストラリアのLCCとして運行開始し、その後フルサービスキャリアとして豪州国内線の他、南太平洋地域への国際線を足がかりに長距離国際線を運航していました。

ブリスベーン空港で2003年に撮影したバージンブルーのB737


オーストラリアのナショナルフラッグキャリアとして名高い?、カンタス・オーストラリア航空(QF)が絶大な力を持っており、その牙城を崩そうと昔から挑戦する者が出ても上手く行かず撤退と言う歴史を繰り返していました。

丁度、バージンブルーが運航が始まった頃に運航停止となったアンセットオーストラリアも長きに渡りQFと競争してましたが、あっけない幕切れでした。

オーストラリアはなかなか2強キャリアが誕生出来ないジンクスがやっぱりあるんでしょうかね?

新型コロナウイルスでのOnGround第一号

BE/BEE/フライビー

運航停止となったフライビーのERJ

ついにというのか、この混乱の乗じてなのか微妙なのですが、イギリスのLCCキャリア「フライビー」が運航停止に追い込まれ、イギリス国内線では最大手だけあって多くの乗客が搭乗できなくなり混乱が生じました。

もともと経営不振が続いていたフライビーはヴァージン・グループが出資してリブランドされる予定でしたが、状況は悪くなる一方で今年に入ってイギリス政府の援助によって破産を免れたものの、業績は好転せず今回の新型コロナウィルス騒動による世界的な航空需要減退でThe Endになってしまいました。

まあ、フライビーの場合、元々深刻な経営不振が続いていたのが一番の原因でコロナは追い打ちなので厳密に言えば新型コロナウィルスが倒産の原因では無い感じです。

さてさて、この新型コロナウィルスは世界的に感染拡大が進んでいますが、ヒト・モノが世界中を簡単に行き来できる現代では封じ込めは難しいのが現状なのでしょう。
まだまだ新型コロナウィルスの騒動は続きそうな感じです。