タイを拠点にしたLCCのノックスクート(NCT/XW)は6月26日、会社を清算すると発表しました。
コロナ渦で利用者は激減し、今後の需要回復と持続的な成長への道筋が見えないことから、7月に開催予定の株主総会で正式に決議し会社清算となります。
タイのLCC、ノックエアとシンガポール航空が主体となったLCCのスクートの合弁で設立されタイを拠点の中・長距離線を主体に運航を開始しました。
しかし、タイの航空会社がICAOが定める安全監査基準を満たしていないと判断されたことから、各国から新規就航の許可が下りなくなり就航が遅れるなど、旅立ちから躓いたりしてました。
ノックエアとスクートは運航を継続しますが世界的な航空需要の低迷でLCCはドコも苦境に喘いでいます。
この状況は夏のバカンスシーズンを直撃しそうな状況で、運航を断念するLCCが今後も続く可能性が高く、航空産業へのコロナ打撃はまだまだ続きそうです。
航空産業は経済にも多く影響を及ぼしますから、今後の経済にも影響しそうです。
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