一向に回復の兆しが見えないコロナ禍ですが、いよいよ航空業界も深刻な状況になってきています。
最近の航空業界は、レイオフや運休、はたまた運航停止などと明るいニュースがない状況です。
今日もANAの今期5000億円規模の赤字が想定されていることから費用削減のため国際線用の大型機材などの退役を進めるとのニュースがありました。
以前なら中古市場も活発でしたが、この状況下で機材を購入するエアラインはそうは見込めませんから大丈夫なのかと心配してしまいます。
そんな中、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)傘下のキャセイドラゴン航空(旧香港ドラゴン航空、HDA/KA)を即時停止すると発表しました。
KAは香港/沖縄線など主に香港からの近距離路線を運航していましたが、需要回復が見込めないことから運航路線の大部分をキャセイパシフィック航空と、子会社の香港エクスプレス航空(HKE/UO)へ移管することになります。
香港は中国共産党・習近平政権による一国二制度を軽視した香港の統治を巡る問題から香港への渡航客が減少していた中でのコロナでCXもかなり厳しいとの話です。
ホント、明るいニュースを聞きたいものです。
コメント