緊急脱出

今回の事故機JA322J

今回の事故機JA322J

昨日、新千歳空港でJALのB737-800型機(JA322J)が出発時にエンジントラブルが発生、緊急宣言の後、機長は万一を考えて緊急脱出を行いました。

新千歳発福岡行きと言うことで燃料も多く搭載している状況を考えると緊急脱出は妥当な判断で安全意識の高い機長です。

しかし残念なのは乗客です。
全てでは無いでしょうが、手荷物を持って脱出している姿が見受けられました。

いつも思うのですが離陸前にセーフティービデオを見る人が殆ど居ないので緊急時に大丈夫なのかと思ってしまいます。

今回、トラブルの発生したのがB737-800なので脱出シューターの高低差が低いので大した怪我が出ませんでしたが、これが大型機だったら高くシューター勾配キツいので荷物を持っていたら大怪我します。

随分前に某社の訓練センターでDC10のモックアップでシューター体験をしたことがありますが、かなりの急勾配でこれを降りるのかとびっくりしました。

航空事故に遭遇する確率は自動車事故に遭遇するよりかなり低いです。
でも事故にあった時、自分を守るのは自分自身になります。
そういう意味でも安全のしおりやセーフティビデオを見ておいて欲しいものです。

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