大荒れの北海道

新千歳空港と言えども湿り雪には弱い

新千歳空港と言えども湿り雪には弱いです。

先週の三連休、北海道は大荒れの天候で空路は新千歳空港の閉鎖、鉄路も大幅遅延や運休、道路も吹雪と積雪で大混乱と北海道の厳しさを実感した人も多いのでは無いでしょうか?

自分の友人も北海道に行って欠航祭りに巻き込まれて1日遅れで帰京してました。

北海道と内地の交通手段は空路がメインで、新千歳空港が空路のシェア8割強となっていますから新千歳がクローズするとほぼ北海道と内地の交通手段は絶たれることになります。オマケ程度に鉄道と船舶がある程度です。

北海道新幹線が開通しても新函館と新千歳間は鉄路でも3時間強、輸送力も国鉄時代ならともかく最低限の輸送力しかありませんから、こういう時の代替手段になりません。
そもそも昔ならなんとか鉄路を確保しようと鉄道は努力してましたが、今では事なかれ主義で安全を盾に運休してしまいますから。

そういう場所の交通政策を東京の役人が考えても上手く行くことは無いですから、「道」や「自治体」は国に力強く動かないと駄目なのですが、上意下達が染み渡ったこの世の中で上手く行く筈が無いのが実情です。
それに、日本は起きたときのリスクヘッジを全然考えないですから、簡単に想定外と言う言葉が出るのが特徴でもあります。

それにしても、どういう訳かクリスマス前後に天気が大荒れになって、足止めとか言うトラブルが多いです。

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