トラブル続きは当然か

最近、JRは大きなトラブルが続いています。
今までも、長時間運転が止まるトラブルがある度に、謝罪会見などで偉い人が「再発防止をうんたら」と言うのが定番ですが、結局はその再発防止が生きて無い訳です。

まあ、それも当然です。
なんせ今のJRでは軌道、電気、土木関係の殆どの技術職、と言うより実作業を行う担当者は殆どは委託先の人達ですから。

JRの社員は作業責任者として数名か下手すれば一人なんて事もあります。
実作業はJR社員では無く、協力会社の社員と言うことでJRの安全思想を行き渡らせるのは難しいでしょうね。
だってそういう教育があってもその委託先の担当者数名が出るだけとかでは無いでしょうか

鉄道の作業は、夜間の短時間で作業を行わなければならないので、かなりキツイ作業ですから、作業員を集めるだけでも一苦労だと思います。

国鉄時代は保線区などの技術職場が数多くあり、国鉄職員が鉄道マンの誇りを持って日夜作業されてました。
それが余剰人員だ!赤字を減らせ!の声でどんどん少なくなり、外部委託が増えて技術の継承も出来ず今まで築き上げた安全が揺らいでいる訳です。

なので、これからも長時間に渡り列車の運行が出来なくなるトラブルは続くでしょうね。

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