今回の変更で一番大きい影響のあるのが、必要マイルを路線ごとの固定マイル制から空席連動型マイル制に移行することです。
既に米国系キャリアで採用されており、空席数やシーズナリティにより必要マイルを変更してイールドコントロールを行う様になります。
これにより今まで、特典用座席数を超えた場合、キャンセル待ちが出来ましたが、改定後はその時点で提供可能なマイル数となり、予約が取りやすくなる一方、必要になるマイル数が割高になります。あわせてファーストクラスを除きキャンセル待ちの制度が無くなります。
見方を変えれば、マイル数を多く払えば今まで以上に特典航空券の予約が取りやすくなるとも言えます。
しかし、今回のルール変更では、
・航空券は往路と復路それぞれ国際1区間、国内1区間まで
・海外発日本経由の第三国行特典の廃止
・予約変更は不可(変更の際は一度払戻しの上、変更を行う必要がある)
・航空券の有効期間は予約便に限り有効
と改悪と思われる変更もかなり含まれています。
最近、特典航空券の改定が目立ちます。
LCCの攻勢やらでどこもマイレージサービスのコスト回収を意識してきている感じです。
12月までに特典航空券を発券しておいたほうが良いかな。
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