ウィーンへはANAが1990年代からオーストリア航空(OS)と共同運航を行いマーケット育成をしてきました。
A310で運航していた当時、OS運航ですがANAの客室乗務員2名が同便に添乗してサービスにあたるなどゆくゆくは自社運航を考えていたようですが、はやりマーケット的に観光が主体となると就航は難しかったようです。
両社ともスターアライアンスに属し長い間、共同運航と言う形で成田/ウィーン線を毎日運航していたのですが、2016年にOSが機材を需要が好調な香港線へ振替えることから成田線を運休することなり、それまで育ててきたディストーションを失う事態になってしまいました。
まあそこで悲願だった自社運航ということで準備を始めたところに、OSが昨年、成田線を再開することになり準備を始めた手前、止めるわけにも行かずと言った所なのでは?と個人的に勘ぐっているところです。
OSは4月から成田線を毎日運航へ増便する計画で、ANAの羽田線を含めるとオーストリアへダブルデイリーとなります。
ANAは中型機のB787-9、OSはB777-200ER(一部B767-300ER)での運航となりますから、マーケット的に過剰にならないか?と心配してしまいます。
まあ、OSのウィーン線はインバウンド需要もあって好調らしいので暫くは大丈夫かな・・・
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