国土交通省は羽田空港の現行国内線用発着枠が2020年1月で有効期限を迎えることから、それ以降の配分方法について検討する「羽田発着枠配分基準検討小委員会」を設置し、夏までに配分の方向性をとりまとめる計画でその第一回目の会合が開かれました。
なにせ羽田空港は日本の航空需要の6割を羽田路線で占める日本の特殊性から、羽田空港の発着枠は公平に配分されるのが本来なのですが、今までの政策を見ていると恣意的な配分が無かったとは言えない状況です。
例えば、LCC国内線が羽田に就航していない事はなぜなんでしようね。
無論、発着料金が高いから参入するキャリアが無いと言うのなら理解できますが、LCCは国際線、それも早朝深夜枠だけと言うのはちょっとねぇ・・・となります。
この小委員会で今後どの様な議論が交わされるかと思うのですが、オブザーバーがANA、JAL、スカイマーク、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーとANAグループ比率が高いのが気になり、羽田はフルサービスキャリア、成田はLCCと言う政策が終わって欲しいけど難しそうな感じですね。
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