中国の影響を受ける航空業界

キャセイ・パシフィック航空のA330

香港で続く逃亡犯条例改正案への抗議活動でキャセイパシフィック航空(CX)の従業員がデモに加担していたと言うことで、中国共産党政府は中国向け航空便の乗務員名簿の事前提出を求めたり、CXグループの航空便利用を利用を禁ずる中国国営企業が出るなど、風当たりが強くなっています。

CXと言えば、香港の海運会社スワイヤーグループの一員で、なんとなく英国資本と言うイメージを持ってましたが、香港資本が正しく香港返還後は中国の影響を受けています。

CXは香港ベースに世界各国に路線網を持っていますが、最近は中国路線の売上比率が高まっていることから、中国共産党政府に逆らえない状況で、今後色々な面で影響が出てきそうです。

さらに中国共産党政府は、8月に入り不定期を含む新規路線開設、増便を10月まで認めない事を発表しました。
韓国キャリアが日本路線から中国路線に振り替えようとした矢先の出来事で、特にLCCはドル箱路線を失い下手をすればOn Groundか?と思ってしまう程の出来事が起こりました。

こう翻弄される航空業界。
やっぱり中国相手の商売はリスクが高いです。

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