JALが提出した経営改善計画によると、静岡、神戸空港から国内不採算路線の29路線と関空発の中国路線や成田発のイタリア、南米線などの国際線21路線の計50路線から撤退することを表明しました。
開港したばかりの静岡空港からは半年も経たずにJALが撤退することになります。また松本空港へ乗り入れているJACも同空港から撤退する意向で、松本空港から空の路線が消えてしまうことになります。
今まで不採算路線でもANAとの競争や地元有力議員の先生からの圧力?で飛ばしてきましたが、もうそんな余裕が無い状況まで追い詰められていると言うことです。
前にも書きましたが、今のJALは2001年に破産したSwissairの末期に似ている気がします。ナショナルフラッグキャリアとして世界中に路線を延ばし、関連事業を増やし、航空会社を合併や買収し拡大してきたが、外部からの波(Swissairの時は世界同時テロ、JALは世界不況)が押寄せ、今まで財務は後回しになっていてとっくに手遅れ状態だったと・・・
JALがデルタやアメリカンとの資本提携の期限を10月末に設定しているのは12月末の支払いが苦しいのでしょうね
航空会社の提携話の場合、時間が掛かるのが常です。なぜなら影響が多岐にわたるのでそう簡単に握手出来ない業界でもあります。
「JAL ONGROUND」のニュースが流れる日が訪れるかもと思うのは自分だけ?
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