最近クレジットカードを利用しようとして、サインの代わりに暗証番号の入力を求められる場合が多くなりました。
昨年末にアメリカに行った際は、殆どの店舗でクレジットカードを店員が預からず自分でカード読み取り機に刺して、自分でPIN(暗証番号)を入力して決済する仕組みになっていました。
スキミング犯罪を防止する観点から考えるとそういう形になるのが当然だったりします。磁気ストラップ方式だと簡単に情報を読み取れますし、店員にクレジットカードを渡す行為自体、情報を盗んでくれとと言っているようなものですからね。
海外、特にアメリカではクレジットカードのICチップ化が早かった事もあり、この数年でこのような取引が定着しておりサインを求められることは少なくなっています。
詳しくは日本クレジット協会のホームページを参照してください。
日本ではようやくICチップ付きのカードへ切り換えが進みICチップ対応のレジも増えていますが、まだまだサインでの取引が多いのが現状です。
せっかくICチップ対応のレジでも、暗証番号が判らないのでサインでと言う人が多いのです。
昨日、大原のうすい丸でもせっかくカードの取扱が始まったのですが、決済端末機がICチップ対応機で暗証番号入力でした。なので、暗証番号が判らない人が利用できないと言う事が多いのよねーと女将さんが言ってましたね。
個人的にはサインより暗証番号の方が安全性が高いし、スキミングされる確率は低くなります。
後、日本人はサインを漢字にしているので、画数が多いとその分時間も掛かりますし、ICチップカードによるサインレスが広まるのを期待したいるのですが・・・。
海外に出かける人は、暗証番号を確認するか設定してから出かけることをオススメします。
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