ANAのB737-500『スーパードルフィン』が今日の福岡発羽田行きNH254便でラストフライトとなりました。B737-500が導入されてから25年が経過しており機体の経年もさることながら、B737クラシック、第2世代機と呼ばれており主力のB737-800に比べると効率の面で劣ることもあり徐々に引退を進めていました。
B737-500はANA(ANK)が使用していた第一世代のB737-200のリプレイス機材として導入し、主に需要が少ないローカル線に使用されてきました。エンジンカウルに描かれたイルカのイラストがトレードマークになり、『スーパードルフィン』の愛称で親しまれきました。
導入時期は丁度マリンジャンボなど機体イラストが注目された時期でもあります。
そんなスーパードルフィンですが、記録を見たらなんと2回しか搭乗していませんでした。
それも2003年1月1日、1万乗り放題で羽田から伊豆大島をJA8196で往復搭乗しただけです。
ローカル線で活躍していたので羽田で見かけることは少なく、撮影記録を見てみると伊丹空港でも撮影が多かったですね。
この機体は1997年から活躍していて、8年間ほどAirDoにリースされていました時期もありましたが、2019年8月に退役しました。
ローカル線から幹線まで活躍しているB737-800に比べて機体が短くてシルエット的に好きだったのですが、スーパードルフィンが引退となると寂しく感じます。
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