新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言中、殆どの高速バスが運休となり地方のバス会社は大打撃となりました。
宣言解除後、乗車定員を減らすなど感染防止対策を施して運休していた路線を順次再開して苦しい中の再開となったのですが、このところの感染第二波により、東京や大阪などの感染再拡大地域を発着する地方からの高速バスがお盆休み明けから再度運休する事態になっています。
地方の首長が都会への出入りを自粛するように発言したことによる需要減や、医療体制充実度の違いなどから地方でのコロナバッシングなどもあり、従業員の感染防止と言う観点から運休やむなしの状況になっています。
バス会社も台所事情は苦しく、地方のバス路線は慢性的な赤字路線が多く自治体からの補助金頼りですし、稼ぎ頭の高速バスがこの状態ですから経営的には危機的な状況です。
地方経済を立て直しが必要なのですが、手っ取り早いカンフル剤として期待されたGo Toキャンペーンがぐだぐだな状態で、逆に足を引っ張る有様です。
政府も実効性のある救済策を考えて欲しいものです。
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