よく企業で岐路に立った時に判断できずズルズルと引きずって自滅する「決断出来ない典型的なダメ経営者」なんて言われたりしますが、これが企業のトップならまだしも日本の政治を司る人だとなると不幸を通り過ぎて悲劇ですね。
確かに、経済の両立と感染症対策は相反する性格を持ってますから両立は難しい面があるのは当然ですが、日本国憲法にこの条文があります。
〔生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務〕
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
日本における最上位の決め事であって、これを脅かす事はあってならない訳です。
飛躍しているかも知れませんが、そもそも第二十五条が実現できなけば経済なんて回る訳が無いのです。
GoToトラベルなんかも悲劇と言っていいでしょう。
11月に入り北海道や東京で感染者が急増したものの、感染症予防として重要な人との接触機会削減すらせずに国民に中途半端なお願いだけで「勝負」とか言って、惨敗。
止めないと大見得を切っていたのに、支持率急減での方向転換。
それまで都道府県知事からの要請で停止するとか言っていたのに、いきなりの一律停止。もう悲劇を通り越して喜劇ですね。
感染防止には遅すぎたし、旅行産業は大打撃で年明けには廃業が増えるとの予測も。
はぁ。こんなトップはホントGo Out!
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