三度目の正直なのか・・・馬鹿なのか？

どうやら3度目の緊急事態宣言が都下に出るのは確実なものになりました。

しかし今日の報道を見てると、その期間がGW期間だけと言う都民を馬鹿にしたような対応をするというのでしから、もうこいつらの言うことを聞いてもダメだなと感じます。

感染抑止に重要な人の往来を下げると言うのが一番の対策なんですが、GW期間と言うことは東京都内で人が一番動く「通勤」が無い時期に狙って、企業活動への影響を最小限にしようと魂胆自体が、おかしくて腹を抱えて笑ってしまいます。

先日、JRが発表したGW期間の予約状況を見て、前年対比で約300％と初の緊急事態で国民が我慢した昨年のGWに比べたら回復傾向ですが、コロナ前の前々年比では21％と8割近く減っていることになります。

そこに加え、今回の緊急事態宣言がGW狙い撃ちとなれば予約が減る可能性が高く、厳しい結果になりそうな感じです。

航空も同様で予約状況についてまだ公表されていませんが、JALが4月下旬の沖縄線で追加運休を発表しており感染が拡大している地域への路線での予約状況が芳しく無い事を示唆しています。

今回の宣言では、GWと言う年間を通しても稼ぎ時に「外出自粛」が求めらることで、昨年の赤字をなんとか回復したかった運輸や観光関連産業には大打撃になることでしょう。

どこも余力が無くなっていますから、業界再編もあり得るかも知れません。

東京に至っては、今年に入って緊急事態宣言で無かった日の方が短いという状況で、もう緊急が平時な感覚です。

前回の緊急事態宣言で中途半端な対応を続けた結果がこれですから・・・

「オリンピックは諦めましたから皆さんも我慢してください」なら補償が無くても協力しますが、「オリンピックはやります。補償はしません。でも都民は我慢してください」なら協力したくないのが正直な気分ですね。