京浜島へ撮影にいくとRWY22 END脇のスポットにB777シリーズがストアされています。
コロナ渦で国際線はもとより国内線需要の低迷で定員の多い大型機は輸送力過剰となり、ビジネス需要が多かった幹線でも昼間にB737が飛び交うまでになりました。
いままで幹線で小型機が入るのは早朝や深夜など機体運用の都合による運航が多かったのに、小型機で需要がまかなえるほどという事です。
元々ライン就航から経年しているB777-200やB777-300は順次退役が計画されていましたが、計画を前倒して多くのトリプルがラインから外れました。
そんなトリプルもお役御免となり、今や国内線のフラッグシップは中型機のB787になった感があります。
ストアされている機体も見るとJALよりANAの方が多く様に見えます。JALは経営破綻での機体整理やB777の後継にA350を早くから選択したこともあったからでしょう。
ANAはJALに追い越せとばかりに路線拡大などを進めていたこともあって、コロナ渦を直撃した感じです。
ホント未来は判らないものです。
アメリカのモハベなどでもストアされている機体が多いですが今や大型機は中古市場では引き合いが少なく、経年しているB777でも解体されつつあります。
国際線では比較的新しいB777-300ERが活躍していますが、今後航空需要が戻った時にはどうなっているか?
見通しがつかないのがもどかしいものです。
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