ジェネレーションギャップ

鉄道技術展
鉄道技術展

今日は某展示会に職場の同僚と行ってきました。会場である会社の製品歴史を見ていて若手同僚から「なんですか、これ?」って指差して聞いてきました。

差しているのは「成田(新東京)空港の空港施設利用券売機」でした。
設置時期は昭和63年頃ですからもう30年前なんですよね。そりゃ20代の若手には知らない筈です。
これには衝撃?を受けジェネレーションギャップだと思いました(笑)

当時、成田空港の4階チェックインカウンター階から出国審査場がある3階へ降りる階段の前にこの券売機が並んでいてそこで2000円の利用料を払って領収片とパスポート、EDカード、搭乗券を出国審査で提出したのを覚えています。

今でこそ空港施設料(俗に言う空港TAX)は航空券に切り込まれていて、空港で払う事は滅多になくなりましたが、当時は航空券自体が手書きが主流で運賃計算も手計算してFARE欄に書き込んでいましたからそこに空港利用料を加えて計算なんで無理な話でした。

ようやく2000年頃にはCRSでの計算、自動発券機能が強化されて徐々に航空券発券時に収受される様になって成田空港の券売機もいつの間にか消えていました。

当時は中華航空が利用していた羽田空港は空港施設利用料が不要だったり、その後開港した関西空港は成田空港より利用料は高額だったりと結構意識されてましたね。

今では国際線以外の国内線でも利用料を収受する空港も増えてきていますが、航空券購入時に支払っているので空港使用料の存在自体が見えにくく、そんな料金を支払っていると気が付かない人も多いのでは無いでしょうか?

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