京急羽田みらいきっぷ

羽田みらいきっぷ 鉄道
天空橋発着・羽田みらいきっぷ

今日は羽田空港が南風運用だったので、15時からRWY22からの離陸になるなと思い、天空橋へ行ってきました。

次回、天空橋に行ったら買おうと思っていたのがこの「羽田みらいきっぷ」です。
京急が2019年の消費税が10%に増税された際に運賃改定が行われましたが、その際に羽田空港国内線ターミナルと羽田空港第3ターミナル発着となる旅客に適用される加算運賃が値下げされました。

その際に、都営線を経由した際に都営以遠各駅へとの空港連絡特殊割引(60円)が継続されたことから、空港線糀谷~天空橋間の各駅から都営線以遠(京成線・北総線)へ向かう場合、羽田空港第3ターミナル発着の方が安くなったのです。

なので京急は空港線糀谷~天空橋間の各駅で「羽田みらいきっぷ」を設定し、これらの区間については割引運賃で発売しています。

ただ窓口のみで販売しているので知る人ぞ知るきっぷで、自分も友人に教えて貰うまで気づきませんでした。
(よく見ると天空橋の改札口近くにA3程の掲示物がありこのきっぷの案内がありました)
券番号もまだ3桁ですから買う人も少ないのでしょう。

この区間をIC乗車すると462円となりますが、羽田空港第3ターミナルから乗車すると452円になり、一駅先の第3ターミナルの方が10円安いのです。

なので天空橋駅でこの区間を450円にするきっぷが売られている訳ですが、今はICで乗り降りするようになって駅の運賃表なんかを見ることが無くなりましたからこの逆転現象に気づく人も少ないのでしょうね。

それと都営線側ではこのきっぷの発売は無く、京急側だけなのです。
だからか有効期限が発売後3ヶ月間と長いのも珍しく、券面の矢印が両方あるので京急側から使うことも都営側からもどちらか片道で利用ができるタイプになっています。
でも矢印が両方あるから一瞬往復きっぷに見えてしまいますね。

さて今回は2枚買って帰りに1枚使う筈だったのですが、海老取川で撮影しようかと思ったら、まさかのRunway Changeで北風運用になってしまい天空橋からRWY22からの離陸を見ることが出来なくなってしまいました。
なので空港ターミナルの展望デッキに移動する羽目になり、このきっぷを使わずに帰ってきました。
まあ3ヶ月あるからそれまで南風運用になる日を期待するしか無いですね。

京急は2022年3月12日から「空港連絡特殊割引」の割引額見直しを実施することにより、この区間の逆転現象が解消することから「羽田みらいきっぷ」の発売を2023年3月11日限りとすることを発表しました。

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