由比【桜えび料理】くらさわや

東海五十三次で難所の一つとされていたのが由比と興津間にある薩埵峠で、その旧東海道の街道沿いの高台にある「くらさわや」は地元の駿河湾で捕れた「桜えび」料理を出すお店で店内からは駿河湾が一望できて、富士山も眺められる眺望の良い料理屋とあって人気があり、週末の昼過ぎは待ち客が出る程です。

店内の窓越しから見える富士山

地魚の刺し身や生桜えびもいいな～と思いながら、お店自慢の「桜えびのかき揚げ」と「桜えび釜飯」がセットになっら「桜えび釜めしセット」（税込み2,255円）を注文しました。

雲ひとつ無い富士山を眺めなら待つこと15分程で先にかき揚げが到着し、ちょっと待って釜飯が到着です。

釜めしセット2235円

かき揚げは、桜えびの素揚げに近い感じでサクサクに揚がっています。
これを塩をちょこっとまぶして食べると桜えび独特の香ばしい香りが引き立ちます。希望すれば天つゆも出してくれるそうですが、これは「塩」で食べないと桜えびの味が半減しちゃいそうです。

こちらには15年位前に来たことがあるのですがその時に比べてエビの量が減ったような気がしますが、不漁続きですから仕方ないでしょう。
ここ数年、原因については色々言われてますが、なんとか漁獲量が増えて欲しいものです。

釜飯も蓋を開ければ、出汁と桜えびの香りが漂ってきます。
桜えびがたっぶり入った釜飯を混ぜて茶碗によそってサクパリのかき揚げと交互に頂きます。

生桜えびも注文すればよかったかなと思いましたが、意外と釜飯のボリュームもあったので丁度よい感じになりました。

最後のデザートは地元でのポンカンを頂きます。
この辺りは、みかんなどの栽培が盛んな場所で、シーズンになると道端の無人販売所で1袋100円とか売られたりしています。
ポンカンもジューシーで甘くて美味しかったので、帰り道にどっかで売っていたら買って帰ろうと思ったのですがこういうご時世だからか？無人販売がなく残念でした。

＜ＭＡＰ＞

(訪問日)2022.1.22