線路は消えるよどこまでも

岐路に立つ北の鉄路 鉄道
岐路に立つ北の鉄路

北海道の鉄路消失の勢いが止まりません。

2016年8月の台風被害で不通となったJR北海道の根室本線富良野~新得間について、沿線自治体が鉄路存続を断念しバス転換協議を進めることを決めました。

台風で不通となり5年半が経過し、鉄路での復旧を目指(希望)していた沿線自治体が折れた格好になりました。

さらに北海道新幹線の並行在来線とされた函館本線の小樽~長万部間のうち余市~長万部間の鉄路による継続を断念、バス転換することなりました。

学生時代、北海道周遊券を使って北海道を乗り潰していた頃は、減ったと言えまだまだ路線網が残っており盲腸線も多く残ってました。
JRになり残った路線もどんどん減って残り、その残った路線も維持するのが厳しくなっています。

北海道の状況をみるからに鉄道として生き残れるのは小樽~旭川、札幌~苫小牧間でしょう。
この線区外は鉄路として存続させるにはもう国や自治体が保有するしか無いと思います。
JR北海道が保有して運営するのは無理な話でしょう。

となると税金で不要な?鉄道を残すのはけしからんと言う人達が出てきますが、ホントに鉄道が必要なのか要らないのかをしっかり議論する必要があります。
北海道の隣は、主権体制が異なるロシアです。国防ということも念頭に置くと大量輸送手段を残しておく必要はあると思うのは自分だけでしょうかね?

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