鳥栖駅【うどん】中央軒3番ホーム売店

国鉄時代の地方駅にはこういう売店と言うか立ち食いソバ屋がありました。鳥栖駅は街としては大きくはありませんが鹿児島本線と長崎本線の分岐駅で列車が行き来して利用者も多かったのでしょう。

鳥栖駅と言えば中央軒の駅弁です。その中央軒が駅弁の販売の売店で、「うどん」でも有名だったりします。
各ホームにも売店がありましたが、諸事情で営業しているのは5.6番線ホーム（3番ホーム）にある売店だけです。
ちなみに駅弁は鳥栖駅以外でも購入することが出来ますが、「うどん」はココに来ないと食べれれません。

九州のうどんと言えば「かしわ」です。
うどんを頼むとデフォルトで「かしわ」が入っている程です。

なのでこちらでの一番人気は「かしわうどん」ですが、その「かしわうどん」にレモンスライスがトッピングされた「レモンうどん」（470円・期間限定）をお願いしました。

中央軒のレモンうどん(470円)

鶏めしで有名な中央軒ですから「かしわ」もさることながら、煮干し、昆布、二種類の醤油、酒、味醂で作った自家製スープにレモンが特に夏の暑い日にはさっぱりした清涼感があって温かい「うどん」なのに冷やしを食べている感覚になります。

レモンは箸で突いて果実を潰しても良いし、そのまま豪快に食べてしまう手もありますが、個人的には潰してレモンをうどんつゆとコラボさせた方が美味しいと思います。

いやはやこんなに旨い、駅のうどんを食べたのは久しぶりです。
こういう駅の蕎麦・うどん屋が消えていく中、貴重に存在でもありこれからも頑張って欲しいお店です。

＜ＭＡＰ＞

(訪問日)2022.8.5
※記事内の内容（金額・メニュー等）は訪問日時点の情報ですので、その後変更されている場合があります。