東京駅【駅ナカ弁当】復刻鳥めし

本来なら駅弁にするべきところでしょうが、調製元が駅弁調製していないので駅ナカ弁当としてますが、田中屋の「鳥めし」と言えばああ、新宿駅で売っていたあの駅弁ね～と思い出す人も多いでしょう。
自分もこの駅弁を買って急行アルプスに乗ったものです。なんせ当時500円位で駅弁としては安くて美味しいと人気駅弁でしたね。
個人的に東京、上野は日本食堂の「からあげ弁当」、新宿は「鳥めし」が旅行時の定番でした。

新宿駅で駅弁を販売していた田中屋は1991年に日食（今のNRE）に営業権譲渡により駅弁調製から撤退し「鳥めし」も途絶えましたが、JR東日本クロスステーションが復刻し、東京駅と新宿駅、大宮駅の「駅弁屋」で「復刻鳥めし」（680円)として販売しています。

甘い醤油で味付けされ鶏そぼろに炒り卵が三角形に仕切られた弁当箱に敷き詰められていて、箸休めに小ナス醤油漬、菜の花辛子和え、ダイコン桜漬け、みかん（缶詰）がちょこんと添えられています。

そぼろは大きめなので箸でも食べやすく、味付けも濃いめなのも特徴です。
華やかさはありませんが、最近の駅弁は豪華さを売りに高価格帯が増えている中に、こういうシンプルでかつ財布にも優しい駅弁が有るのは嬉しい限りです。

この復刻鳥めしがこの先も売れることを祈りたいですね。

＜ＭＡＰ＞

(購入日)2023.1.14