松浦鉄道に乗ってきました。

佐世保線有田駅から佐世保間を松浦半島に沿って走る旧松浦線が第三セクターに移行した鉄道で佐賀県と長崎県と跨り全長93.8kmと転換第三セクターでは長いの距離を走ります。

距離があるのと駅数も多く所要時間も長くなるいことから乗りつぶししずらい線区でしたのでなかなか訪れる機会がありませんでしたが、伊万里で接続する筑肥線と絡めて8月27日に乗ってきました。

有田駅はJRと共同駅舎で3番線から発着します。
伊万里からやって来た列車から乗客が下車して一旦ドアが閉まり乗務員さんのエンド交換が終わってから再開戸して乗車します。
運転士さんから1日乗車券(2500円)を購入してスクラッチ日付をこすって利用開始です。

途中の伊万里でスイッチバックする線形になっているので、基本的にダイヤは有田~伊万里、伊万里~佐世保と伊万里で分断されています。
なんか不便そうにみえますが、伊万里で乗換える乗客は少なくあまり需要が無い感じでした。

伊万里駅は行き止まり式の3線を有する駅で、JRとは駅舎も道路を挟んで別駅舎で線路も接続さえていなのはちょっとビックリでした。

伊万里駅では3線にすべて車両が停車してなかなか壮観な眺めです。
10分ほどの接続で佐世保行が発車します。4人掛けのボックスシートと2人掛けの対面シートにドア付近がロングシートとなった単行の気動車は伊万里湾を海岸を見ながら走って行きますが、乗客はまばらです。
乗客はどちらかと言うと地元客より乗り鉄らしき旅行者の方が多かった感じです。

間もなく昼時と言うことで鳥栖駅で購入した駅弁を食べながらのんびり車窓を眺めらるのは良いですね。
18きっぷシーズンだと混雑しがしなローカル線ですが第三セクターなので18きっぷでは利用出来ないから空いているのかな。

途中、松浦駅では交換で7分程停車します。
トイレは駅にありますとの案内があり、この車両にはトイレが無いことに気づき駅舎脇のトレイに行き用を足したあと、駅にある「アジフライの聖地 松浦」の石碑を見てランチはココでアジフライでも良かったかなと後悔。

アジフライの聖地 松浦

アジフライの聖地 松浦

この後1時間後の列車でもこの先の予定は変わらないので佐世保で佐世保バーガーを考えていたのですが、アジフライ好きな自分にとっては事前サーチが足りなかったと反省です。

松浦を出ると利用者さらに少なくなりました。
このあたりは佐世保と有田の中間になるので鉄道利用は少ないのだろうなと将来がちょっと心配です。

20分ほどで日本最西端の駅「たびら平戸口」駅に到着です。
九州の佐世保で日本最西端と言われてもちょっとピンと来ないのは時刻表のデフォルメされた鉄道マップに洗脳されているのでしょうね。

日本最西端の駅「たびら平戸口駅」

日本最西端の駅「たびら平戸口駅」

平戸口を出てしばらくすると海岸線から離れていきます。

それと同時にそれまでいい天気だったのがどんよりしてきてゲリラ豪雨のような感じになってきました。
9月間近だというのに猛暑日でしが天気が不安定なのでしょう。

佐々駅あたりでは止みましたので局地的な雨で今年の異常気象を象徴している感じです。
車両基地もある佐々駅からは佐世保の市街地に入っていきます。

そのまま佐世保に向かえば良いのに松浦鉄道はΩ字のように内陸に入ってから佐世保に向かいます。
市街地に入り利用者も増えてきて単行の気動車車内も賑わってきたところで中佐世保駅に停車。ここから次の佐世保中央駅間の距離は200mと路面電車やケーブルカーなどを除けば日本一短い区間となります。

佐世保市街地へは佐世保駅より佐世保中央駅の方が近いのでココで一旦下車します。

佐世保中央駅

高架駅舎なのですが、繁華街の裏道にひっそりある駅で初めてだと見落としそうな場所にある面白い駅舎です。

駅直ぐのアーケード商店街にある佐世保バーガーの有名店で一休みした後、一駅戻って中佐世保駅まで歩いてみました。
アーケード商店街を出て国道36号線を渡ると直ぐに駅なのですが、近すぎてまだ先だろうと行き過ぎてしまいました。
やって来た佐世保行に乗車して先頭から日本一短い区間を眺めてみます。

日本一駅間が短い区間

駅を出てカーブ先が佐世保中央駅でホント、近いです。

佐世保中央駅の次が終点佐世保駅です。
この後乗り継ぐ長崎行のシーサイドライナーとは接続時間が短いのでちょっとハラハラしましたが、松浦鉄道のホームからそのまま乗り継げるホームでの連絡でしたので無事に乗り継ぎ、完乗です。

ですが、長崎行に早岐で乗り換えて再び有田駅に向かい再度、松浦鉄道に乗車して伊万里に向かいました。
一日乗車券を購入したお陰?です。

伊万里からはJR筑肥線に乗り継ぎ、唐津経由でこの日の宿がある博多に向かいました。

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