昨日JR西日本が発表した、「地震に伴う車両保守部品の不足による列車運行への影響」の知らせは、意外なところに震災が波及したものだと驚いたものです。
モーターを動かす「ブラシ」と呼ばれる部品の製造工場が、福島第一原発の避難指示区域にあり、生産の見通しが立っていないことが原因です。
対象となったのは、国鉄時代に製造された、1世代前の電動方式に使われている重要な部品で、国鉄時代車両を未だに多く使っているJR西日本に影響が出ました。
他のJRは国鉄時代車両をかなり新型車両への置換えが進んでいるので、影響が出ても西日本のような大幅な本数削減をしなくても済みそうな感じです。
今回の3.11震災は、津波、原発事故と多くの爪あとを今なお多く残しています。早い復興と平常化を祈るばかりです。
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