ハブ&スポーク

成田空港に関するこんな記事を見ました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080428/154545/
そちら引用させてもらうと
「1995年と2006年の米国アジア路線について、「日本経由のトランジット便」と「日本以外の経由便」「アジア各国への直行便」に3分割。これによると、1995年に38%を占めていた日本経由便が、10年後には28%に落ち込んでいる。
翻って米国からアジア各国への47%の直行便は62%に急増。それだけ米国から日本を飛び越えてアジア各国に向かっている乗客が増えたということになる。この間、日米路線において、新しくオープンした関西国際空港や中部国際空港といった大型空港はほとんど利用されていない。これが、アジアの極東で、最も米国に近い玄関口にある日本の空港のありさまなのである。」
とある
ANA B747そりゃ、あんた1995年と2006年じゃ日本経由便が減って当たり前じゃないですか!
時代は「直行」ですよ。90年代は、アジアから北米をノンストップで運航できる機体が少なく、どうしても日本などの極東でワンストップする必要があったけど、いまや双発機でも太平洋を渡れから、B747を投入しなくてもB777やA330の中型機で、北米主要都市からダイレクトに飛ばした方が利便性も高いしコストも安く付つく。
シンガポールからNYまでノンストップで飛ぶA340-500なんかも登場している時代にわざわざ日本に立ち寄る必要がありますか?
ソウルにハブを取られるなんて煽ってますが、北米から来たビジネスマンがソウルでトランジットして中国とか第三国に行ってますか?
それこそ北米から上海や北京、広州への直行便使ってますよ。
日本をアジアのハブにしてなんて・・・貨物輸送ならこの考えは悪くないが、旅客輸送ではそんな構想こそ、90年代時代思想で今や遅れだと思うのです。

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