ちょっと計算してみました。
まずは「赤字」なのが良く判る、臨時のながらです。
183系10両編成で運転されてますが、この列車の定員は652人です。
指定券は510円ですから、満席となった場合
652人×510円=332,520円
の収入ですね。
この列車はJR東日本とJR東海に跨るので、収入配分がありますから、仮に、東京~熱海、熱海~大垣の営業距離で按分すると
JR東日本は約25%なので83,130円
JR東海は約75%まので249,390円
JR東海は約75%まので249,390円
となります。
これに費用としては、乗務員の人件費がまず掛かります。
JR東日本の場合、熱海まで車掌が2名、運転士が2名乗務しますから、人件費(付帯込み)を7000円、行路拘束時間を4時間で計算すると
112,000円となって、既に指定券収入を上回ります。
JR東海では車掌4名運転士5名と仮定すると252,000円となって、こちらも指定券収入を上回ります。
※乗務員の交代など良く判ってないので仮定です。
乗車券は殆どが青春18切符利用者でしょうから乗車券を収入に計上するのはナンセンスでしょう。全ての利用者が小田原まで普通乗車券を買うのなら別ですが・・・
このような計算をしてみると臨時「ながら」は満席であっても「赤字」であると想定できます。
だからか最近、臨時ながらの運転本数が減っているのも仕方ありませんね。
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