USエアーのA320がニューヨーク・ハドソン川に緊急着水し乗客乗員全員が無事だった事は、ホントに奇跡的だったと思います。
離陸直後にバードストライクして、エンジンにダメージを受け高度も無い状態で、機長の咄嗟の判断でハドソン川に着水できたのは凄いと思います。
離陸直後にトラブルが発生すると、まずは空港に戻ろうと考えるそうです。
今回の場合、もし空港に戻れたとしてもエンジンが使えなければ逆噴射によるブレーキが使えず、着陸速度が早いと滑走路から飛び出てしまう恐れがあります。
ラガーディアの場合、長い滑走路でも9500ftですから約2800m弱と少し心持ち短いですから・・・
ハドソン川は川幅が広く橋が無かったにも幸いしていました。
隅田川にように橋がいくつもあるような場所だと橋を避けるなんて芸当は、この事態では不可能でしょう。
着水も高度が低かったことから、速度もそんなに速くなく着水時の機体へのダメージも少なく、長い間川に浮いて救助がし易かったのも幸運です。
昔、ワシントンでフロリダ航空のB737が氷結したポトマック川に墜落した際には、寒さで体温を奪われ亡くなった方も居ました。
今までの航空事故で海に着水した際に、時化で波によって着水寸前にバランスを崩して機体が損傷して水没した事があった筈
ホント、奇跡的な帰還でした
それにしても、この便に日本人ビジネスマンが搭乗していたのも驚きでした。
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