鉄から、新幹線誘導だ、東海道線はロングシートばかりだ、お得な切符が少ない、イベント列車が無いなどと、嫌われるJR-Cこと東海。
確かに新幹線至上主義なのは判りますが、冷静に考えれば、JR-Cの状態からはそうせざる訳です。
なにせ在来線は人口の多い中京圏があるものの、並行する名鉄や自動車と言うライバル。
東海道線には、静岡、浜松、豊橋、岐阜と中核都市がありますが、それぞれの都市における鉄道利用のドーナツ円は小さい割りには利用者がソコソコり、棒状の線上にあるので効率的な運用が難しい。
地方ローカル線は少ないが、距離はある。
在来線の経営環境は東日本より格段に悪い筈です。
頼みの新幹線ですが、東海道新幹線が開通してから四捨五入すれば50年です。
車両は入れ替わりましたが、構造面ではかなり老朽化が進んでいる筈です。
昔には、新幹線を運休にして大規模修繕工事を行ったこともありましたが、今、新幹線を止めると言う事はその分の減収が経営に与える影響が大きく行うのは難しい。
どうしても夜間の限られた間に行うと工期が長くなりコストも掛かる。
それに新幹線は時速270kmという高速運転をするので車両コストも高く、メンテナンス費用も在来線に比べれば、かなり高額になる筈です。なんせ1編成16両ですから
これらを考えたら、JR-Cは上場している民営企業としては、新幹線至上主義にならざるのは、当然な事です。
そんなことを、今年の元旦にこだまに乗りながらふと思いました。
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