久しぶりに都営新宿線の乗り、九段下駅で壁の取り払われたホームを見て、スッキリしなたなぁと思う反面、どれだけ恩恵を受ける人がいるのかなぁと路線図を見ながら思ってしまいました。
壁が取り払われたのは、新宿線の新宿方面と半蔵門線の押上方面行のホーム。
なんせ新宿線と半蔵門線は九段下と神保町間は並走していているし、小川町の方向から半蔵門線の押上方向に乗り換える人は、きた道を折り返すような形になるので、あまり利用者はいなさそう。
半蔵門線渋谷方面から九段下駅で乗換えて新宿方面に向かう場合、丸ノ内線や大江戸線、副都心線などを使えば行ける場所がほとんどで、わざわざ割高になる九段下経由のメトロ+都営と言うルートを選択する人はどれくらい居るんだろう?
「バカの壁」とか騒いでいる人が居ましたが、壁を取っ払うだけにどれだけの費用が掛かったのか判ってるんでしょうかね。
壁自体の撤去費用は大した事では無かったけど、乗換え改札が無くなった分、付帯するシステムの改造に億単位の費用が掛かったらしいです。その分の費用が回収だける利便性が向上したのかは、疑問ではありますが・・・政治家はパフォーマンス好きですからね。
経営統合とか言う前にメトロと都営の2重運賃もちゃんと解消する道筋とか、どういう交通政策を行うのか道筋をつけてから発言してもらいたいものです。
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