日本で唯一の可動式鉄道橋梁「末広橋梁」

今回、名古屋に出掛けた目的の一つが、四日市駅から伸びる貨物線の途中にある「末広橋梁」です。
1931年、昭和6年12月竣工で日本では現役唯一の可動鉄道橋梁です。跳開式と言う形式で、国の重要指定文化財としてもなっている貴重な橋梁でもあります。
この橋梁の先にある太平洋セメントの工場へ搬入する貨物列車が1日5往復設定されていて、貨物が通る度に上げ下げが行われています。ちなみにこの橋梁の近くにある道路橋の臨海橋も跳開式可動橋になっていて、船が通る時には跳ね上げて船を通すようになっています。

さらにこの橋梁を渡るDD51も現役で残っている数少ない場所でもあります。
今回、ビデオを持参しなかったので、写真での橋梁をが降りる様子を紹介します

線路が垂直に立ち上がっています。

線路が垂直に立ち上がっています。

手前の小屋が操作する機械膣になっています

手前の小屋が操作する機械膣になっています

列車が通過する10分前に係員が到着

列車が通過する10分前に係員が到着

これから可動橋を降ろします!

これから可動橋を降ろします!

可動橋の先端が徐々にに吊り下げられてきます。

可動橋の先端が徐々にに吊り下げられてきます。

まるで銀河鉄道999に出てくる宇宙へのアプローチ橋のようです。

まるで銀河鉄道999に出てくる宇宙へのアプローチ橋のようです。

可動部分がかなり降りてきました。

可動部分がかなり降りてきました。

開通まで後、もうちょっとです

開通まで後、もうちょっとです

鉄橋が完全に降り、列車が通過できるようになりました。

鉄橋が完全に降り、列車が通過できるようになりました。

四日市駅からDD51が徐行しながらやってきました。

四日市駅からDD51が徐行しながらやってきました。

ガタンガタンと鉄橋を渡るDD51

ガタンガタンと鉄橋を渡るDD51

可動橋部分を通過し、貨車が続いて渡っていきます。

可動橋部分を通過し、貨車が続いて渡っていきます。

橋梁を渡った貨物列車は、太平洋セメントからやってきた貨車と交換して、直ぐにこの鉄橋を渡って四日市駅に戻って行きます。

2013年3月時点で末広橋梁を通過する貨物列車の時刻は、
おおよそ、7:10、9:50、12:50、14:50、17:00頃となっています。
日によって運休する場合もありますし、日曜日は常に橋梁を下ろした状態になっているので、訪れる際は注意が必要です。
また、操作小屋周辺のロープの内側に立ち入ったり、対岸の岸壁の立入り禁止区域に入る事が無いようにして欲しい。

<MAP>


コメント

タイトルとURLをコピーしました